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【山梨県】わんわんパトロールの参加方法・もらえるグッズ・保険まとめ

山梨県のわんわんパトロールとは

山梨県内で行われている「犬の散歩を活用した防犯・見守り活動」の全体的な概要です。

県全体でのネットワーク支援や、各市区町村ごとの独自の取り組みが行われています。いつものお散歩ルートを歩きながら、無理のない範囲で地域の見守り活動に参加してみませんか?

山梨県では、車社会の進展によって歩行者が減少し、街頭の「見守りの目」が失われつつあるという地理的・社会的特性があります[1]。この「見守りの空白地帯」を埋める有効な手段として、山梨県警察本部は「ながら見守り」を県民に広く要請しています。

とくに、子供が犯罪被害に遭いやすい「午後4時から午後6時」を重点時間帯に指定しており、この時間帯に行われる「犬の散歩」を代表的な見守り活動として強く推奨しています。県レベルでの統一的な事前申請制度はありませんが、自転車等に「パトロール中」のプレートを掲示するなどの可視化や、異常発見時の「110番通報」の徹底が基本方針として示されています。

山梨県の制度の特徴・他県との違い

山梨県内のわんわんパトロール施策には、以下のような独自の特徴や傾向があります。

  • 参加形態の特徴
    県下一律の「わんわんパトロール」という統一名称ではなく、甲斐市や北杜市のような自発的な愛犬家団体への参加や、甲府市のように既存の自治会やPTAの活動メニューに犬の散歩が内包される「ボトムアップ型」のハイブリッド構造が主流です。
  • 行政・警察の関与度
    地域によって警察や行政との連携レベルが異なります。北杜市では、パトロール隊が警察署員やスクールガードリーダーと合同で「通学路点検」を実施し、横断旗の入れ替えなどの物理的な環境改善措置まで行う高度な連携が実践されています。
  • 他分野との連携傾向
    参加条件として「狂犬病予防接種」「リード着用」「フンの持ち帰り」といった適正飼育・マナーの徹底が厳しく求められており、防犯と環境美化(公衆衛生)が強力に連携しています。また、甲斐市のように「認知症高齢者等見守りネットワーク事業」と関連づくなど、福祉分野のセーフティネットとしての役割も担っています。
  • 保険・補償の扱い
    「わんわんパトロール」に特化した独自の保険制度の明記は確認されていません。甲府市のように自治体が公認する正式な防犯ボランティア団体に登録する場合は「市民総合賠償補償保険」等の対象になる公算が大きいですが、無登録の個人活動の場合は自己責任となります。
  • 参加のハードル感(始めやすさ)
    韮崎市などのように特別な申請不要で広く呼びかけている自治体がある一方で、山梨市などのようにスマートフォンからWebフォームで申請できる「デジタルオンライン登録」を導入し、現役世代の参加ハードルを下げている地域もあります。
  • 活動の重点テーマ
    児童の登下校時の安全確保を核としながら、防犯パトロールの威圧感をなくし、犬を「社会的潤滑油」として世代間交流や顔の見える関係づくりを促すコミュニティ形成に重点が置かれています。

山梨県内の実施自治体一覧・比較表

山梨県内の各市区町村ごとの制度一覧です。お住まいの地域の詳細(参加要件、もらえるグッズ、保険の有無など)は、各団体のリンクから個別ページをご確認ください。

市区町村名団体名 / 制度名参加条件グッズ保険特徴
甲斐市ワンコと地域見守り隊 甲斐敷島愛犬家であれば誰でも気軽に参加可能情報なし情報なしソフトアプローチで地域住民とのコミュニケーションを図る先駆的団体。
北杜市白州わんわんパトロール隊白州地区における活動趣旨に賛同する者情報なし情報なし学校・警察等と合同で通学路点検を実施するなど高度な連携体制。
甲府市朝日地区安全安心なまちづくり推進協議会 等「頑張らないが、あきらめない」精神に賛同し自主的に活動できること見守り隊名札等保険対象の公算大既存の自治会等に内包され、可視化戦略による面的な防犯網を構築。
山梨市等わんわんパトロール隊行政への飼い主登録、狂犬病予防接種、フン持ち帰り等のマナー厳守情報なし情報なし専用Webフォームからのオンライン申請を導入し、適正飼育を必須条件化。
笛吹市春日居見守り隊 等犬の散歩においてフンを持ち帰る、リードを外さない等の適正飼育を厳守桃色のたすき情報なしマナー向上を強く要求し、モラルを備えた飼い主を見守り活動に組み込む。
韮崎市・中央市・都留市・道志村ながら見守り日常生活の中で無理なく参加できる方(登録不要)情報なし情報なし広報誌等を通じて日常の散歩を活用した活動を広範に推奨。

※表に記載がない自治体でも、地域の防犯協会や自治会単位で独自の活動が行われている場合があります。

山梨県の見守りデータ(みんなのマチレポ)

毎日のわんわんパトロールで気づいた「ちょっと不安な場所」を記録すると、下の地図にパトロールの成果がマッピングされていきます。

現在、みんなのマチレポでは山梨県の「見守りの気づき」を募集し始めたばかりです。
あなたが、この街の「最初の見守り隊員」になりませんか?

地図を読み込み中...

初めての方向けガイド(山梨県編)

  • どうやって参加するのか
    甲府市や北杜市のように地域の公式な団体(協議会やパトロール隊)が活動している場合は、各自治会や学校のネットワークを通じて参加することができます。一方で、韮崎市や都留市などのように特定の登録制度を設けず、日々の散歩の中で自主的に「ながら見守り」を行うことを推奨している自治体も多くあります。まずは、お住まいの市町村の防犯担当窓口や自治会に、地域の活動団体がないか問い合わせてみてください。
  • 申し込み方法の傾向
    山梨県内では、自治会等を通じたアナログな登録手続きのほか、山梨市などのようにスマートフォン等からWebフォーム(愛犬の写真添付等)で簡単に申し込める「オンライン登録」も導入されつつあります。また、手続きの煩雑さをなくすために「申請不要」としている地域も存在します。

愛犬との散歩を、地域の見守りデータに(みんなのマチレポ)

わんわんパトロールは、特別なことをしなくても「いつもの散歩」がそのまま地域の見守りになります。 「夜はちょっと暗いな」「ここ、見通しが悪いな」── そんなふとした違和感が、実はとても価値のある“気づき”です。 みんなのマチレポは、そうした日常の気づきを地図上にそっと記録していくサービスです。

  • 事故が起きる前に気づくための地図
    危険を告発する場所ではなく、「まだ何も起きていないけど、ヒヤリとした、なんとなく不安に感じた場所」を集め、地域全体での事故予防につなげることを目的としています。
  • 主観的な気づきが、地域の安全データになる
    1人の感覚は小さくても、似た投稿が集まることで、街が抱える傾向や改善すべき環境のサインとして浮かび上がってきます。
  • 見守りの意識が“見える化”される
    投稿が多い地域は「危険な場所」ではなく、「それだけ多くの人が、自分の街に関心を持ち、気にかけている証」=見守りの意識が高い地域だと考えています。

山梨県でわんわんパトロールに参加されている方は、ぜひ愛犬との散歩の中で感じた“ちょっとした気づき”を、無理のない範囲で記録してみてください。特別なことをしなくても大丈夫です。あなたの何気ない気づきが、誰かの事故を防ぐきっかけになるかもしれません。

「みんなのマチレポ」のコンセプトと参加方法について詳しく見る