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【東京都】わんわんパトロールの参加方法・もらえるグッズ・保険まとめ

東京都のわんわんパトロールとは

東京都内で行われている「犬の散歩を活用した防犯・見守り活動」の全体的な概要です。県全体でのネットワーク支援や、各市区町村ごとの独自の取り組みが行われています。いつものお散歩ルートを歩きながら、無理のない範囲で地域の見守り活動に参加してみませんか?

東京都は全国的にも「ながら見守り」の先進地域であり、多くの自治体が独自のグッズ配布や登録制度を設けています。広域の支援体制としては、「東京都防犯ネットワーク(都民安全総合対策本部)」が統括する「防犯ボランティア活動」という上位の枠組みが存在します。

この枠組みでは、わんわんパトロールのほかにも「RUN and SAFETY(ランニング防犯)」や企業と協定を結ぶ「ながら見守り連携事業」、「青色防犯パトロール」など多様な防犯ボランティアが包括的に推進されています。

ボランティア団体は2人以上から結成・登録が可能ですが、「3人集めてグッズをもらおう!」というスローガンのもと、3人以上で団体登録を行うと「わんわんパトロール」専用のロゴ入りお散歩バッグ(上限30個まで)などの防犯活動グッズを申請できる仕組みになっています。また、団体登録をすることで、「ボランティア活動マップ」へ活動情報を投稿したり、新たな仲間を募ったりするなど、団体同士の交流や活動の可視化を図ることができます。

一方で、各区や市が独自に運用している制度では個人参加型が普及しており、地域の実情に合わせた多様なパトロール活動が日々展開されています。

東京都の制度の特徴・他県との違い

東京都内のわんわんパトロール施策には、以下のような独自の特徴や傾向があります。

  • 参加形態の特徴 東京都の広域支援(お散歩バッグ等の提供やマップへの投稿など)を受けるには「東京都防犯ボランティア団体」としての登録(2人以上で登録可、グッズ申請は3人以上)が必要ですが、区市レベルで展開されている独自の制度(足立区、世田谷区、日野市など)では「個人単位」での登録制が主流であり、個人参加と団体登録が並立・混在しています。

  • 行政・警察の関与度 区役所・市役所の防犯・危機管理担当部署が直接窓口になり、主体的に運用する傾向が強いです。足立区のようにグッズ制作に警察署が協力を明記したり、日野市のように110番通報や危険箇所の連絡を明確な役割として位置づけたりするなど、行政・警察との連携が密に行われています。

  • 他分野との連携傾向 「防犯」だけでなく、「子どもの見守り(登下校時間の安全確保)」や「都市環境の維持(不法投棄・落書き・街灯切れのチェック等)」と強く結びついています。また、小平市や西東京市のように、獣医師会と協働して動物病院を窓口や啓発拠点とする先進的な公衆衛生連携も見られます。

  • 保険・補償の扱い 自治体によってスタンスが大きく分かれます。日野市や世田谷区、杉並区のように、自治体が費用を負担して手厚い「ボランティア保険」や「市民活動保険」に加入させるケースがある一方で、足立区や府中市のように「区(市)として傷害保険手続きは行わない」と自己責任を明記しているケースもあります。

  • 参加のハードル感(始めやすさ) 総じて参加ハードルは極めて低く設定されています。足立区や江東区の「オンライン申請」、三鷹市の「愛犬の写真を添付するメール申請」、清瀬市の「窓口での即時貸与」など、都市部の多忙なライフスタイルに合わせた手軽な手続きが整備されています。

  • 活動の重点テーマ 不審者・犯罪抑止に加え、地域のインフラ点検(割れ窓理論の実践)や、子ども・地域の「見守る目」を増やすことによる心理的な安心感の醸成に重点が置かれています。

東京都内の実施自治体一覧・比較表

東京都内の各市区町村ごとの制度一覧です。お住まいの地域の詳細(参加要件、もらえるグッズ、保険の有無など)は、各団体のリンクから個別ページをご確認ください。

市区町村名団体名 / 制度名参加条件グッズ保険特徴
東京都(広域)東京都防犯ボランティア(わんわんパトロール)活動は個人可。グッズ申請は3人以上の団体登録が必要あり不明都内全域対象。ボランティア団体に登録し、マップ投稿やグッズ申請が可能。
足立区ながら見守り区内在住・在勤・在学あり自己責任日常行動を登録制で束ね、見せる防犯を推進。
世田谷区世田谷区ONEワンパトロール区内在住、犬の登録・注射済あり区が負担23区内でも最大規模。バンダナ等が発行される。
杉並区地域防犯自主団体支援事業(旧個人登録制等)区に登録した防犯自主団体(5名以上等)あり区の保険対象団体向け支援事業としてバンダナ等を支給。
練馬区パトロール団体登録制度防犯活動を実施する団体あり区の支援ありポイント制(ゲーミフィケーション)を導入しグッズと交換可能。
日野市日野市わんわんパトロール市内在住・在勤・在学の満19歳以上あり市が全額負担手厚い公的補償と豊富な貸与品。危険箇所確認も役割。
八王子市八王子わんわんパトロール隊市内在住、マナー遵守あり市民活動保険広大な市域をカバーするため、地域ごとのコミュニティと連携。
府中市府中市わんわんパトロール市内在住、登録・注射済あり自己責任バンダナの他に、飼い主用の防犯腕章もセットで配布。
調布市わんわんパトロール申請書を窓口へ提出あり希望制グッズ選択制。詳細なマニュアル整備とPDCAを実践。
三鷹市わんわんパトロール無理をしないで協力できる方あり記載なしメール申請で、愛犬の顔写真入り「隊員証」が発行される。
西東京市わんわんパトロール市内居住、犬の登録・注射済あり不明市役所だけでなく、獣医師会加盟の動物病院も配布拠点。
小平市わんわんパトロール愛犬を飼っている市民あり記載なし獣医師会との協働により優良飼い主に直接参加を呼びかける。
清瀬市わんわんパトロール窓口で申請書記入あり不明窓口で申請書記入後、トートバッグや反射材を直接貸与。
東久留米市わんわんパトロール隊員隊員登録または団体登録あり不明自治体の防犯登録区分として団体と並列に扱い、腕章等を貸与。

※表に記載がない自治体でも、地域の防犯協会や自治会単位で独自の活動が行われている場合があります。 ※調査時点で公式な専用制度ページが確認できなかった自治体:千代田区、中央区、港区、新宿区、文京区、台東区、墨田区、品川区、目黒区、大田区、渋谷区、中野区、豊島区、北区、荒川区、板橋区、葛飾区、江戸川区、立川市、武蔵野市、青梅市、昭島市、町田市、小金井市、東村山市、国分寺市、国立市、福生市、狛江市、東大和市、武蔵村山市、多摩市、稲城市、羽村市、あきる野市、瑞穂町、日の出町、檜原村、奥多摩町、大島町、八丈町、利島村、新島村、神津島村、三宅村、御蔵島村、青ヶ島村、小笠原村

東京都の見守りデータ(みんなのマチレポ)

毎日のわんわんパトロールで気づいた「ちょっと不安な場所」を記録すると、下の地図にパトロールの成果がマッピングされていきます。

📍 東京都の安全情報サマリー

現在の東京都で寄せられた「地域の気づき」サマリーです。事前の安全確認にお役立てください。

  • 現在の見守り指数: ⭐⭐⭐⭐ 見守り最高潮 / この街の見守り意識は非常に高いです!
  • 最近の気づき傾向:
    • 見通しが悪い16
    • 人通りが少ない25
    • 歩道が狭い17
    • 暗い14
地図を読み込み中...

初めての方向けガイド(東京都編)

  • どうやって参加するのか まずはご自身がお住まいの区市町村に独自の「わんわんパトロール」や「ながら見守り」制度があるかを確認し、あればその窓口・Webから登録を行います。もしお住まいの自治体に独自の制度がない場合でも、ご近所の犬友など2人以上集まることができれば「東京都防犯ボランティア団体」として登録ができ、さらに3人以上になれば都からお散歩バッグなどのグッズ提供を受けることが可能です。

  • 申し込み方法の傾向 区役所・市役所の窓口へ申請書を直接提出する方法に加えて、足立区や江東区のようなオンライン申請フォームの利用、三鷹市のような愛犬の写真を添付する電子メール申請など、デジタルを活用した手軽な手続きを導入する自治体が急増しています。また、西東京市のように動物病院を登録拠点にしているケースもあります。

愛犬との散歩を、地域の見守りデータに(みんなのマチレポ)

人通りや車の多い街では、ちょっとした環境の変化が思わぬ事故につながることがあります。

わんわんパトロールは、特別なことをしなくても**「いつもの散歩」がそのまま地域の見守りになります。**「夜はちょっと暗いな」「ここ、見通しが悪いな」── そんなふとした違和感は、実はとても価値のある“気づき”です。

みんなのマチレポは、そうした日常の気づきを地図上にそっと記録していくサービスです。

  • 事故が起きる前に気づくための地図 危険を告発する場所ではなく、「まだ何も起きていないけど、気になった場所」を集めます。

  • 主観的な気づきが、地域の安全データになる 1人の感覚は小さくても、似た投稿が集まることで、街の傾向が見えてきます。

  • 見守りの意識が“見える化”される 投稿が多い地域は「危険な場所」ではなく、「それだけ多くの人が街を気にかけている地域」です。

東京都でわんわんパトロールに参加されている方は、ぜひ愛犬との散歩の中で感じた“ちょっとした気づき”を、無理のない範囲で記録してみてください。

「みんなのマチレポ」のコンセプトと参加方法について詳しく見る